「いいちこ」は有名な麦焼酎!
いいちこといえば「下町のナポレオン」として長年愛されている焼酎です。麦焼酎といえば真っ先に挙げられるほど有名で、お酒の売っている店で置いてないことの方が珍しいと思われるほどのシェアを誇っています。価格もお求めやすく、味も癖がなく美味しいお酒です。
BEAMSは有名なセレクトショップ
一方、BEAMSは日本を代表するセレクトショップで長年高い支持をされており、若者からミドルの男性まで、幅広く愛されています。BEAMSの服を着ていたらとりあえず問題ないだろうと思われるほどの高いブランド力を持っていると言ってもいいのではないでしょうか。
いいちこ×BEAMSはどうして起こったのか
その一見関係がないような2社が今回コラボレートすることになりました。イラストレーターの永井博氏が新宿の街を描いた特製の「いいちこカップ」を発売し、オリジナルの限定ボトルも発売されます。さらにBEAMS新宿店では、店内をいいちこで埋め尽くしたデコレーションになり、店内では、いいちこのオリジナルカクテルが楽しめると言ったイベントも開催されます。
いいちこのイメージはテレビCMでもみられるように、人生の郷愁を味わう、中高年の方に愛されるようなものです。いいちこのCMにみられるキャッチは名言が多いのもそのためではないでしょうか。「下町のナポレオン」と呼ばれるのもそのためです。
一方BEAMSにはそのようなイメージはありません。今回のコラボレーションは、全く違うターゲットを持つ2社がコラボレーションすることによって今までとは違う客層をお互いに獲得することが目的でしょう。日本のマーケットはどの業界も飽和状態にあります。ブランドを確立した会社も、そのままでは伸び続けることが難しいのが現状です。そうなると、今までとは違った客層を取り込むことが急務になります。今回のコラボレーションはそういったマーケットの状況を証明しているともいえます。今後このような異色のコラボレーションはおそらく増えていくことでしょう。
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