【大学紹介】慶應義塾大学環境情報学部の紹介!慶応SFCの魅力とは?

こんにちは! 2017年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業した者です。

今回は私が4年間通った慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称:SFC)についてご紹介させていただきます。

 

さて、皆さんは慶應義塾大学SFCと呼ばれるキャンパスがあることをご存知でしたか。創立160年を超える歴史を持つ慶應義塾大学の中でも比較的若いキャンパスで、環境情報学部総合政策学部の2つの学部の学生が学んでいます。慶應と言えば、”慶應ガール・ボーイ”なんて言葉があるように、少し敷居の高い大学とのイメージもあるようですが、そんな慶應大学のイメージとは一風変わった雰囲気を持つキャンパスです。

「陸の孤島」「SFC大学」なんてネット上で揶揄されたり、「SFCは慶應じゃないよ」なんて他の学部生にバカにされても、むしろそれを楽しんでしまう教授・学生達。そんな”変人”が集うSFCについて、実際に4年間通ったからこそ分かる内部事情も含めつつご紹介していきたいと思います。

1.慶應義塾大学環境情報学部の良いところ

①履修授業の選択肢が多い

SFCでは環境情報学部、総合政策学部の2つの学部生が学んでいますが、実際にこの2つの学部、名前だけみても何を学んでいるのかちょっと分かりにくいですよね。私も在籍していた頃、「大学で何を学べるのか」についてよく質問されましたが、どう答えればいいのか悩みました。

SFCでは1つの問題の解決に向け、複数の学問領域からアプローチ出来る人物像を理念に掲げています。そのため、何か1つの分野に特化して学ぶのではなく、複数の分野の学問を学ぶことができる環境が整っています。また、文系・理系の科目を分けておらず、学部は2つに分かれていますが、それぞれに設置された授業を学部関係なしに履修することが出来ます。

実際に私がとった授業の中には、国際関係論やまちづくり、スポーツコミュニケーションや人間の知覚認知、囲碁なんて授業もありました。本当に多くの領域の授業が行われているので、全ての領域について説明することは難しいですが、私の友人で例をあげると、「地方都市政策と建築デザイン」そして「スポーツビジネスとWEBデザイン」というように、2つの軸を元に履修を組んでいた人がいました。全く異なる分野であっても、同じキャンパスで学ぶ機会を得られるのは、SFCだからこそと言えます。

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②学年関係なく実践に触れる機会が与えられる

SFCでは卒業するにあたり研究会に所属すること、そして卒業論文もしくは卒業制作の提出が義務付けられています。その研究会に、SFCでは原則2年生から入ることが可能であり、複数所属することが許されています。

実際、入学してすぐに教授にお願いして研究会に所属していた人もいましたし、1年生ながらに最先端の研究に携わることも可能です。SFCには様々な分野の第一線で活躍されている教授がたくさんいます。そして、皆さん有名な方であるにも関わらず学生に対しフレンドリーです。

SFCだからこそ触れられる最先端の技術や、知識が豊富な教授、そして実際に自身の興味があることに対しチャレンジしている他学生と共に過ごせる機会を、早い段階で得られることはSFCの魅力の1つでしょう。

③とにかく自由!!!

SFCはとにかく自由です。授業は基本的にパソコンでメモをとります。大教室にマックのパソコンがずらっと並ぶ様子は圧巻です。課題の提出も授業の履修申告も全てネット上で済ませます。また、授業中にご飯を食べることが許されています。(一部の厳格な教授は除く)教授が喋っている中で、SUBWAYのサンドイッチをパクつく学生がいても誰も気にも留めません。サンダルにジャージで通学しても誰も気にもしません。

以前にTwitterで、授業中に炊飯器でご飯を炊いている学生の写真が流れて話題になりましたが、そんな破天荒さでもむしろ面白い個性の1つとして受け止めてしまうのがSFC生なのです。良い意味で個人任せであり、他の大学であれば非難されてしまうようなことも、面白い個性として受けとめてくれる柔軟な教授や学生がとても多いのもSFCの良いところです。

2.慶應義塾大学環境情報学部のあまり良くないところ

① 本当にやりたいことが見つかりにくい

大学の良いところでもお伝えしたように、様々な学問領域に関する授業を、自分の好きなように履修できるのがSFCの良いところである一方、色んな学問領域に手を出してしまい、本当にやりたいことが見つからない人が多いことも事実です。

授業の多くが実践的であり、基礎知識からじっくり学ぶ授業はほとんど無いに等しいSFC。そのため、入学前から問題意識を持っていたり、興味のある分野が定まっている人にとっては、入学してすぐに行動に移せる環境が整っている一方、とにかくなんでもやってみたいという思いだけで入学してしまうと広く浅い知識だけがついてしまうことになってしまいかねません。また、それとは逆に、弁護士になりたい、体育の先生になりたいなど、専門的な知識が必要であり、1つの分野に時間をかけて学ぶ必要がある将来像を持っている人にも、SFCは向いていないでしょう。

②簡単に卒業できすぎてしまう

SFCを卒業するためには卒業論文か卒業制作を提出する必要がありますが、研究会の教授によっては授業のレポートレベルで卒業することが可能です。また卒業制作と言っても様々な形があり、アート作品や、絵本等など「え?そんなので良いの?」という物を提出して卒業していった人たちも中にはいます。

これは、研究会だけでなく日々の授業にも同じことが言えます。慶応には”楽単”というワードが存在しますが、これは出席しなくてもレポート提出や学期末のテストのみで単位がきたり、とにかく楽に単位が得られる授業のことを言います。このワードはSFCのみならず、どの学部にも存在しますが、必修科目が極端に少なく、また授業の履修がかなり自由なSFCだからこそ、必修科目以外は楽単だけとって卒業できた、なんて人だっています。

この緩さもあり、例え4年間でやりたいことが見つからず適当な授業をとっていたとしても、研究会にちゃっかり所属し、自身の研究にさほど真面目に取り組まずとも卒業できてしまうわけです。

③ガチで「陸の孤島」

慶應大学のSFC以外のキャンパスは、三田や日吉、信濃町など都心に集中しており、交通の便も最強です。一方、SFCはネットで揶揄されていたように、まさに「陸の孤島」。一番近い駅である湘南台駅は横浜から約30分。またそこからバスに揺られること20分。ひどい時は湘南台駅の地下改札前までバスを待つSFC生が列を連ね、何十分も並ぶことになります。

湘南台駅周辺には、そこそこお店がありますが、SFC周辺ともなるとコンビニすらありません。買い物をするとしたら大学構内にある生協。ご飯を買うなら生協かSUBWAY。お昼休みに友達とランチに行きたい、学校帰りにショッピングしたいなどなど、華やかな大学生活に憧れている人であれば、SFCではなく他のキャンパスに行くことをお勧めします。

キャンパス内にある池(通称:鴨池)の周りで友達とおしゃべりしたり、パソコンを開いて課題をしたり、そんなのんびりした時間を過ごすことに価値を見出せる人にお勧めです。

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3.私の慶應SFC生活

さて、ここまでSFCの長所短所について紹介させていただきましたが、ここで私自身がどんな大学生活を送っていたかについてお話しさせていただきます。

私は大学4年間、体育会に所属しながらSFCに通っていました。筆者が入学した当時は必修科目がプログラミングと体育だけ(現在はデータサイエンスという数学系の科目と外国語も必修になっています)だったので、1年生の時から自分が興味のあった2つの分野に関する授業をとりまくっていました。SFCには、1年生の時は週に4回、それ以降は週に3回通っていました。1日あたり2コマから3コマの授業数だったため、授業がない時は自分の好きなことができる時間を多く取ることができ、部活動やバイトやにも精を入れることができました。

研究会に関しては、2年生の時から2つの研究会を掛け持ちしていました。1つの研究会は少人数制で、1つのプロジェクトを皆で完成させるというものでした。2年生ながらに実践の場で研究に臨んだ経験は今でも大きな財産となっています。またもう片方の研究会では教授がその分野で有名な方だったこともあり、コネクションをいただきつつ共同研究のような形で研究を進めさせてもらいました。大学生でありながら、実際に社会の中に出て教授と活動させてもらえたことが、自身の研究にはかなりプラスになりました。

同じ部活に所属していた学生のみならず、起業した先輩や、生命科学の研究に明け暮れてた友人など、自分が知らない世界で活躍している人たちと出会うことができたことが、SFCに入った1番の収穫だったと思います。

4.受験生へのアドバイス

SFCの受験は他の学部と比べて必要な科目が少ない点が特徴的です。実際に私は、「え、慶應なのに小論文と数学か英語だけでいいの?」なんて軽い気持ちでSFCを受験することに決めました。そんな中、実際に小論文の過去問を解いてみると、知識があれば書けるような他の大学の小論文とは異なり、実際に抱いている社会への問題意識や、アイデアを求められるなど、想像の斜め上をいく問題たちに呆気に取られたことを覚えています。ですが、それと同時に、高校生の頃にあの小論文の過去問に出会ったことで、知識をつけるだけではなく、実際に自分の頭で考えることの重要性を学び、SFCで学びたいという意欲が湧き上がりました。

実際にSFCに入ってみると、高校時代は大学生というものに対してどこかキラキラしたイメージを持っていましたが、良い意味でSFCにはそれを裏切られました。自由奔放、のんびりした雰囲気、それでいて研究には楽しそうに取り組む学生たち。

自分がやってみたいと思うことに対して、興味を持ってくれる学生社会の第一線で活躍して来た経験から手助けしてくれる教授、面白いモチベーションをもった人たちと共に学ぶことができることこそがSFC生であることの最大の利点であると思います。

SFCでは自由すぎるからこそ、全てが自己責任です。中途半端な状態で卒業していく人を私は何人も見てきました。これをやりたい、あれもやってみたい。例えそれが、世間一般にはバカにされるようなことであったとしても、真剣に受け止めてくれる学生や教授がいる素晴らしい環境がSFCには整っています。その「どうしてもやってみたい!」という思い貫き通せる意思がある人は、ぜひSFCを検討してみてください!!!

 

慶應義塾大学(総合政策学部) (2019年版大学入試シリーズ)

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慶應義塾大学(環境情報学部) (2019年版大学入試シリーズ)

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