高校生の皆さんは自分の受験科目を決めないといけません。
特に迷いどころなのが理科で、物理、化学、生物のうちから2科目を選ぶ必要があります。
まずは、それぞれの科目の特徴を知ってください!
物理の特徴
「物理的な考え方」が体得できているかどうかで点数が大きく変わる科目です。人によって得意不得意が分かれやすいです。しかし、基礎を理解すると、飛躍的に点数が伸びる。ある程度出来るようになるまで時間がかかります。
おすすめ参考書は「物理のエッセンス」です。知らない人はいない、有名な参考書です。物理特有の考え方が難しくて問題が解けない人におすすめです。
化学の特徴
初心者でも取っつきやすく、努力に比例して成績がのびる科目です。大半の受験生は化学をとります。大きく物理化学、無機化学、有機化学の3つに分かれています。無機と有機は典型問題を暗記するだけで点数がとれます。物理化学は計算が大変な問題が多く、大学受験においても難問ができやすいです。
おすすめ参考書は「化学重要問題集」です。学校で配られた人もいるかもしれませんね。リードαなどの基礎的な問題集を終えた後は、これをやりましょう。解説がしっかりしているので使いやすいです。
生物の特徴
化学よりも暗記要素の多い科目です。医学部によって生物で受かりやすいところとそうでないところがあるので注意が必要です。自分の志望校の傾向を調べましょう。化学とセットにすることが多いです。生物は医学部に入ってからもたくさん使います。
おすすめ参考書は「田部の生物基礎をはじめからていねいに」です。生物受験者なら知らない人はいない有名な参考書です。
無難な選択
無難な選択は、物理と化学の組み合わせです。僕の回りの医学部受験生は全員がそうしていました。理由は、どこの医学部でも安定して受験できるからです。この組み合わせなら、国立でも私立でも確実に受験できます。
また、受験人口が多いので勉強法が確立されている、というのもあります。
どうでしたか?科目選択に悩んでいる高校生の助けになれば嬉しいです!
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