橘玲の本「専業主婦は2億円損をしているのか」のレビュー!

本の紹介

橘玲の本「専業主婦は2億円損をしているのか」のレビュー!

2017年11月に刊行された書籍「専業主婦は2億円損をする」が図書館の新刊コーナーに並んでいたのでさっそく読んでみました。

まず筆者は巻頭に専業主婦に対する悪口を並べています。

専業主婦はお金がない・自由がない・自己実現ができない・かっこ悪いなど。

専業主婦は2億円損をする

専業主婦は2億円損をする

私は子供が生まれてからも働いていて、専業主婦になりたいという憧れを持ったことはないのですが、今の未婚の女性の3割は「高収入の男性と結婚して専業主婦になりたい」という願望を持っているらしいです。ただ高収入で頭のよい男性は昼間ワイドショーを見ているだけの専業主婦には会話に面白みを感じないため、結婚対象とは感じないのだそうです。そのため、婚活して高収入の男性と結婚して専業主婦になり、余裕のある暮らしができる人はほとんどいないと語っています。

日本の女性への扱いについて読み進めていて共感した点もありました。日本は出産後に独身の時と同じように働き続けることが困難な国。出産後は会社に戻っても、いつ子供のお迎えがあっても大丈夫な負担の無い仕事をあてがえられ給与が下がったり、一度退職して非正規で再就職をするなど、女性が男性並みの収入を得るのが困難であるという点です。

実際、書籍の中でも書いているように、看護師や学校教師など専門的な職業でないと専業主婦のまま一生過ごす人も多いと思います。ここを変えないと生涯未婚者の増加や少子化を止められないのです。実際子供を3人産んで子供の世話をしながら仕事をするのは両親や旦那のサポートがないと困難だし、もし子供が大きくなってから仕事を始めるといっても正社員で採用してくれる職場なんてよっぽどの資格がないと無理なんです

筆者が専業主婦を叩きまくっていますが、実際訴えたいのは、「旦那に依存していろいろなことに我慢しているよりも自分が好きな仕事を見つけて収入を得て楽しく人生を過ごしてほしい」ということでしょう。旦那が早く死んで生命保険を手に入れて我慢せずに生活したいと願うよりよっぽど楽しい人生が待っているはず。自分の人生は自分のもの、日本のこれからを女性が変えていくこともできるはず。私には自分の生き方が間違っていなかったんだと改めて思い直すことができる1冊でした。

専業主婦は2億円損をする

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